皮膚科・小児科・アレルギー科 皮膚科 いそべクリニック
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アトピー性皮膚炎 目からウロコの簡単治療法



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症例5  5才の子どもの症例説明

 1才の時にアトピー性皮膚炎と診断され、まず漢方で体質を改善しましょうと言われ、同時にステロイド療法を受けたが、よくならなかった。3才の時から本格的にステロイドで治療を受けるようになったが、5才になり、全身の痒みを伴った伝染性膿か疹(飛び火)ができたので、全身に軟膏を塗って顔から足先まで包帯でグルグル巻きの処置を受けたことがあった。
 この頃から、痒みがきつくなり、次第に全身の症状が悪化してきて、そのために眠れなくなり、保育所へ行けなくなってしまった。また、精神的な痛手のために、自律神経が侵され、体温調節ができなくなり、夏でも冷感を伴い、震えるようになった。
 平成15年11月14日、いそべクリニックへの初診時の状態(図2.の右は治療前)は、強い痒みと全身の慢性湿疹、皮膚が肥厚して硬くなり象皮状になり、普通の子どもの皮膚は滑々していて、こまかい凸凹が認められるが、それが失われて、黒褐色を呈していた。
 治療としては、まず界面活性剤であるシャンプーやボデーソープを使うことを全面的に禁止し、痒み止め軟膏(当院で考案した自家製の丸特軟膏)で頑固な痒みを取り除いた。次いでステロイド軟膏を使わず、尿素とワセリンの混合軟膏(自家製)を保湿を目的に使用し、それと同時に、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤及び睡眠剤を投与した。
 その結果2週間後には痒みがとれて、よく眠れるようになり、3週目になり、登園できるまで回復できた。
 その後も順調に回復し(図2.の左は治療後の写真)、平成16年4月には小学校に入学し、たくさんの友達ができて学校がとても楽しく、現在まで一日も休でいない。


図2.の下段は、ラスト検査(アレルギー検査の一種)の結果である。IgEはアレルギーの程度の強さを示すとされてるが、その値が正常値(280)以外の24であり、検査したどの項目もすべて陰性であった。
このことは、ひたすら皮膚を清潔に保つために、日常合成洗剤のシャンプーやボデーソープで洗い、洗剤が皮膚と化学反応を起こした為に、このような超重症のアトピー性皮膚炎になったものと考えられる。









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