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アトピー性皮膚炎研究所設立趣意書

 わが国では、アレルギー疾患で苦しんでいる人は2.000万人とも3.000万人とも言われていますが、その中でもアトピー性皮膚炎の成因が明らかでなく、従ってその治療法も未だ確立されていないのが現状です。
 1956(昭和51年)頃から、この病気が急速に増加しはじめたことは、わが国の経済発展に符合しています。その頃から、シャンプー、リンスやボデーソープが大量に生産され、誰しもが容易に入手できるようになりました。洗剤で洗って清潔にすることが、あたかも文化的であり健康に繋がるかのように錯覚し、日々洗剤で洗い始めました。昨今では益々その傾向が強くなり、すべての機能が未発達な乳幼児までもが洗剤で洗われています。
今日まで、25.000名を越えるアトピー性皮膚炎の患者と対峙して来ましたが、洗剤の使用を中止すれば、約80%強が治癒するが判明しました。この治療成績から、この疾患の最大の誘因は洗剤で日々洗浄することであるとの結論に達し、そのことを繰り返し発表して来ました。
 論理的根拠は、洗剤の化学作用と皮膚における局所免疫機構を基軸にしたものであります。洗剤で日々洗浄すれば、洗剤が皮膚組織と反応し、皮膚が乾燥して痒くなってきます。また、皮膚の局所免疫機構に重要な役割を掌っている、分泌型IgAをも洗い流して、汗腺炎や毛嚢炎を起こし、重症のアトピー性皮膚炎となることを、臨床的に明らかにして来ました。
 また、治療に関しても、容認されているステロイド軟膏を使用しなくとも、完全に治癒させることができることを立証して来ました。
 しかしながら、洗剤による健康障害とステロイドに因ると思われる難治化した症例は、最近一層増加してきています。
 この研究所は、洗剤、特に合成洗剤とステロイドとが身体に及ぼす影響を、人と実験動物とを比較検討して明示することであり、さらなる健康障害を食い止め、この疾患の予防に寄与することが目的であります。
 この趣旨に賛同していただき、設立のための資金集めにご協力いただきたく、お願い申し上げます。

  発起人代表  磯辺善成


 ワ−ルドウェルネスプロジェクト 代表 磯辺善成
 UJF銀行 普通貯金通帳 店番号413 口座番号4655826

 何卒宜しくお願い申し上げます。


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